陽春の陽射しの中、博士山に春スキーに行ってきました。農繁期なので早朝に田の肥料散布してから出
掛けたので、家を出たのは朝食も摂らないのに7時半過ぎでした。目指す登山口は博士峠です。平年より
1か月遅い開通でしたが,まだ十分に積雪がありました。昭和村、美里町の境界の博士峠には4から5台
の駐車スペースがありましたが,我が愛車1台貸し切りのようです。雪の斜面にはアイゼンで登る踏み跡
と下山の靴跡およびスキーの滑降のシュプールがありますが、誰にもあっていないので、すでに下山した
ようです。ブナの原生林のたおやかな尾根をスキーを担いでの登行ですが、雪面は締まって快適な登行で
す。1455mのピークから100mの滑降。忠実に尾根を辿って博士山山頂です。展望は好く360度
の大展望です。特徴的な二岐山から続く那須連山、高原山山塊、日光連山(女峰、大真名子、小真名子、
男体山)尾瀬の山々、越後の山々、近くは七ヶ岳、平坦な矢野原湿原、駒止湿原は眼下、特に飯豊連峰で
白いたおやかな山容は陽春に照らされて、空中に浮かんでいるように抜きんでて圧巻です。山頂からは黄
金沢上部のブナ林の林間滑降、標高差250m。1455ピークまで200mの登りです。後は少しアッ
プダウンありますがスキーを履いたままで峠にでました。
まだ芽吹いていないブナ林を行く
1455mピークからのシュプール
山頂からの飯豊連峰(本山から大日岳の稜線)
山頂からの七ヶ岳から女峰、小真名子、男体山、大真名子…